針葉樹と葉のかたち ~葉っぱは樹木を見分けるための重要な手がかり~
◆ 針葉樹 ◆
◇ヒノキ◇
ヒノキは日本特産の木です。建築材としては最高の針葉樹とされ、 社寺や宮殿、邸宅の建築に利用されてきました 。宗教性と精神性さえ帯びています。、熾きも長持ちすると言われています。
◇サワラ◇
ヒノキと比較するとサワラ材は柔らかく、柱のような構造材には適しませんが、逆に加工しやすいので風呂桶や家具など加工用に用いられます。
◇アスナロ◇
ヒノキに勝るとも劣りません。特に耐久性の面において優れ、材の色や芳香が好まれ 、産地では建築材として利用されます。
◇スギ◇
スギは昔から日本人の生活と深く結びついてきた樹種です。日本人の生活は 「スギの文化」に支えられてきたとも言えます。木目が美しく愛着を感じます。
◇ツガ◇
葉の色は全体的に黄色みを帯びています。岩場などに生えることが多く、モミと混ざって群生しています。
◇アカマツ◇
アカマツは明るいイメージの森林です。アカマツ林には様々な樹木や下草が茂り、季節ごとにいろいろな花を咲かせ里山の景観を形作っています。
◇カラマツ◇
晩秋に葉を落とすマツです。初期成長が早く森林化にはよいのですが、落ち葉の分解が遅いためカラマツ林に小さな植物は侵入できません。
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